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Free Style : Dream Time


「時は今 雨が下しる 五月哉…」
by rx-77-2cannon
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dont shot TPS.

スリーポイントシュート。
それはFSにおいてスモールポジションだけに許された飛び道具であり、オフェンスでのガード(G)の切り札ともいえるシュートだ。

だけど俺は3Pシュートがあまり好きではない。
リスクを犯してまで3Pを狙わなくても2Pずつ着実で得点を重ねるスタイルこそ理想だと思っている。



バスケットは定められた時間内で2チームが得点の多さを競うゲームである。
FSはと言えば3on3の場合、5分間という中で、HOMEチーム→AWAYチーム→HOMEチーム…と攻守のターンが入替わる。

ここから仮定のお話。
1回の攻撃時間を平均して15秒程度とする。
これはシュートがフープを通過しようが、外れようが変わらないとする。
ゲーム時間300秒のうち、オフェンス(OF)リバウンドを取れないとしよう。
スティールやインターセプトもなし。
そしてシューターは全てフリーの状態で放ったとする。
(こんな事は全てありえないが、シュート成功率以外の要素を排除して考えたい為)

そうなるとHOMEが10回、AWAYが10回の攻撃回数を持っている事になる。

HOMEチームはエースのLv10のフォワード(F)がミドルレンジから2Pを10回。成功率は70%と仮定。
シュートは確率どおり7本決まり、14点。

AWAYチームはエースのLv10のGが3Pを10回。成功率は40%と仮定。
シュートは確率どおり4本決まり、12点。


ここまで書いてて実に無駄な事ばかり書いてるなと今頃気づいたけど、とりあえず何が言いたいかはわかってもらえると助かる。

確かに3Pを決めると、2Pとは違い相手DFに与えるプレッシャー、味方に与える影響はともに大きく、そして何よりもシューターとしては気持ちいいものです。
ただ3Pの成功率の低さ(あくまで数値上)はそれがOFの選択肢の中でほとんどの場合「ベストなチョイス」には成り得ないと考えている。

Gの3Pシュートはその派手さだけで過剰評価されており、フリーなら迷わず打っていい、外しても構わない、などの少しおかしな風潮が流行っている事に納得がいかない。
それが結局、チームを無視して個人プレイに走るGたちの増殖を助けている気がしてならない今日この頃。


とは言っても、じゃあお前はまったく3Pを打たないのかと聞かれればこう答えるかな。

「ゲーム中3Pを打つシーンは3つある。一つめは余裕のある場面。二つめはゲームの流れを変えたい(取り戻したい)場面。三つめは終了間際でのビハインドの場面。」


最後にひとつだけ断っておくと、これはあくまで俺の個人的な経験、体感等による1次ポジションのGでのお話です。
高レベルのシューティングガード(SG)の3P成功率の高さを考慮していないし、未だ日本版ではお目見えしていない各種ドリブル(ステップ)スキルやシュートスキルが実装された暁には俺の3P不要論?なんて物は意味を持たないどころか、きっと一笑に付されるのは間違いない。


このゲームにおけるポインドガード(PG)の必要性、そして明るい未来は俺にはまだ見えてこない……
by rx-77-2cannon | 2005-10-25 00:00 | FREE STYLE
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